焦點專欄

回文章列表

2022-01-01 2022(令和4)年1月1日 新年文告

2022(令和4)年1月1日 台灣民政府 新年文告

 

欣逢一年之初,在此謹向各位恭賀新年快樂!

  去年,接著從前年開始的冠狀病毒的傳染擴大,即所謂「冠狀病毒災害」,同時又發生了變異株病毒,斷續的包括台灣和母國日本在內折騰了整個世界。尤其是台灣從5月至7月,母國日本則從7月至9月,分別遭受了病毒巨浪的侵襲,導致更多的人因此而喪失了寶貴生命。而且,冠狀病毒災害對我們台灣民政府的活動也產生了比前年更多的影響,特別是分別派遣代表團於2月下旬赴日參加天皇誕生日之一般参賀,和8月中旬的參拜靖國神社,這些活動已經是與母國日本關係中,每年的重要活動,也都像前年一樣被迫停止。關於2月23日天皇陛下的生日,我們去年以賀詞的形式恭祝了天皇陛下的生日,而不是前年的祝賀茶會。又前年在台灣初次舉行的8月15日「台灣戰殁者追悼式」,去年只好將舉行規模縮小。儘管雖說是因冠狀病毒所採取的不得不簡化措施,仍然令人感到非常遺憾。

  可是,另一方面,當台灣於去年5月至7月間遭受病毒巨浪襲擊時,在缺乏冠狀病毒疫苗的情況下,母國日本主動贈送疫苗應急,真是令人感激。而且從7月至9月,母國日本在冠狀病毒肆虐下,排除一切困難,在無觀眾下,所舉辦的東京2020年奧運會和殘障奧會也圓滿閉幕,尤其從台灣前往参加的選手們和母國日本的選手們,都分別獲得各該選手團史上最多獎牌,令人驚異的成績,同時來自世界各國和地區的運動員的出色表現,無疑為因冠狀病毒災害而陷入慌亂的人們帶來了希望的曙光。

  引起當今世界慌亂的主要原因,並非只是冠狀病毒災害。特別是在國際政治中,中國傾向日益增強對外霸權的威脅,不僅在其周邊地區,且在國際社會中也都廣泛認識到中國威脅的存在。台灣和母國日本的尖閣諸島周邊,在地理上非常接近,每天都處於緊張和不安狀態。在這種情況下,包括去年12月初,前首相安倍晋三的所謂「台灣有事」等之發言,亦即母國日本的再三表達願意將台灣有事作為日本有事來回應之意旨,讓我們台灣民政府感到有所倚靠,重拾對母國日本的感懷。今年,我們台灣民政府仍將像過去一樣,繼續邁向實現「復歸母國日本」的目標積極行動。我們懇請所有相關人員和各位支援者,繼續給予指導與合作。

  最後,我祈禱「冠狀病毒災害」早日結束,同時祝福各位身體健康,萬事如意!

 

2022(令和4)年1月1日
台灣民政府 行政主席 蔡 財源


2022(令和4)年1月1日 台湾民政府 新年ご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。皆様には穏やかに初春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 昨年は、一昨年から始まった新型コロナウイルスの感染拡大、いわゆる「コロナ禍」が引き続き変異種の発生を伴いながら断続的に台湾や母国日本を含む全世界を翻弄し、とりわけ台湾では5月から7月にかけて、又母国日本でも7月から9月を始めとする時期において大きな波に見舞われ、更に多くの方々が犠牲になられる結果となりました。そして、コロナ禍は我々台湾民政府の活動にも一昨年以上に影響を及ぼし、特に母国日本との関係において既に毎年恒例の重要な活動となっている2月下旬の天皇誕生日一般参賀への参加や8月中旬の靖國神社への参拝のための代表団派遣は、いずれも一昨年と同様に中止を余儀なくされ、2月23日の天皇陛下の誕生日については一昨年の祝賀パーティーに代えて昨年は文書によってお祝い申し上げ、又一昨年初めて台湾で開催した8月15日の台湾戦没者追悼式も、昨年は規模を縮小して開催する形となったのであり、コロナ禍のための止むを得ない措置とは言え、このように活動を簡略化せざるを得なかったことは大変残念でありました。

 しかしその一方で、昨年5月から7月にかけて台湾がコロナ禍の大きな波に見舞われていた時期に、新型コロナウイルスのワクチンが不足している状況で母国日本からワクチンが贈られたことは、誠に感謝に堪えない出来事でありました。そして、7月から9月にかけて母国日本でコロナ禍による万難を排して無観客で開催された東京2020オリンピック競技大会及び同パラリンピック競技大会が成功裏に閉幕し、とりわけ台湾から参加された選手の皆様や母国日本から参加された選手の皆様が、いずれも選手団として史上最多のメダルを獲得する素晴らしい成績を収められたことを始め、世界各国・地域から参加された選手の皆様のご活躍は、確実にコロナ禍による混迷のただ中にある人々にとって希望の光となりました。

 今、世界の混迷の要因となっているものはコロナ禍だけではありません。特に国際政治において、対外的な覇権傾向を強めている中国の脅威は、周辺地域のみならず国際社会に広く認識されるところとなり、地理的に非常に近い台湾や母国日本の尖閣諸島周辺は、日々平穏を乱される状況が続いています。そのような状況の中で、昨年12月上旬の安倍元首相によるいわゆる台湾有事発言を始めとして、母国日本から台湾有事を日本有事として対応する旨の意思が度々示されていることに、我々台湾民政府は大変心強く感じ、又母国日本への思いを新たにしています。我々台湾民政府は本年もこれまでと同様変わることなく、「母国日本への復帰」という目標の達成に向けて積極的に行動していく所存です。関係者及び支援者の皆様には、どうぞ本年も引き続きご指導及びご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 終わりに、コロナ禍の一日も早い収束、そして皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶と致します。

 

2022(令和4)年1月1日
台湾民政府 行政主席 蔡 財源

2549